記事は全て訪れた日の情報(画像含む)に基づいています。必ずしも最新の情報ではない事をご承知ください。
本サイトやYahoo(ヤフー)等から対価要求がある事はありません。そのような事がある場合は、無視・お断りください。
ミニ尾瀬公園は、尾瀬(福島県 御池駐車場)に向かう途中にあります。
御池駐車場まで約11Km、車にして15分の距離のところ。
尾瀬に行くならミニ尾瀬公園へ寄って山椒魚(サンショウウオ)のジェラートを、と勧められてましたが・・・自分は絶対にいらない、と思ってました。
サンショウウオは、結局は食べてきたんですけど、ジェラートばかりではなく、散策コースとしても楽しめたミニ尾瀬公園でした。
ちなみに、尾瀬に向かった日はミニ尾瀬公園へ寄る暇はありませんでした。今回はミニ尾瀬公園内にある「尾瀬写真美術館」が目的でやってきました。
檜枝岐村(ひのえまた村)は人口504人(2022年8月1日)。
人口密度1.29人/km2の村です。檜枝岐村(Wikipedia)
ミニ尾瀬公園 看板
南会津方面・田島方面。
写真の奥からやってきて、駐車場に入って撮ってます。
もう一つの看板。
駐車場にあった案内板。
この案内板の反対側に国道352号線があって、道路を渡った向こうにミニ尾瀬公園があります。
道路のこっち側は駐車場とトイレがあります。
このトイレ、自分はジェラートを売っているカフェだと思ってました、今回、誤解だったことがわかってよかった。トイレか。
案内板を反対側から見ると「お気をつけてお帰り下さい」とありました。
疲れて帰る時は、無理せず、のんびりと、です。
横には会津バスのバス停
今更ですが、「バス停」って「バス停留所」の略なんだ。
園内の見どころが掲示されている掲示板。
山の神橋
ミニ尾瀬公園は駐車場から道路向かいにあり、
駐車場に車を停めたら国道352号線を渡り、ついで橋を渡ります。
山の神橋
上流側欄干には檜枝岐川とあります。
檜枝岐川、下流側欄干に「山の神橋」の銘板
現在は入園無料です。
ミニ尾瀬カフェ
ミニ尾瀬カフェは山の神橋を渡った正面
実際は、ロックガーデンエリアを歩き、尾瀬写真美術館、尾瀬書美術館から湿原エリアへ戻って歩いてからミニ尾瀬カフェへ行ったのですが、紹介の都合上、先に。
写真、下に見える窓口は入園料の支払い窓口だと思いますが、今は無料になっていることもあって締め切りになってます。
ミニ尾瀬カフェ メニュー
メニューには、ドリンク、ジェラート、スィーツとあります。
水ゼリーはパティスリー白亜館(はくあかん) 洋菓子 会津若松市の水さやかです。
ミニ尾瀬カフェ販売口
ケーキ類もあって、尾瀬や燧ヶ岳帰りの疲れた体に沁みるでしょう。
モンブランやタルト、チーズケーキがあります。
売店窓口の左にはハガキや図書があります。
尾瀬写真美術館や、尾瀬書美術館に関連するものです。
水ゼリー(水さやか)や蜂蜜なども。
尾瀬カフェ奥の階段を登ると、後述の「武田久吉 メモリアルホール」です。
山ブドウジュレ 500円
山ブドウジュレとして売られていたもの
実際は、山ブドウジュース+山ブドウジェラート+水ゼリーのようです。
カップの中でいい感じにジュレにするという発想。
このまま食べ進んでも美味しい。
食べているうちにジュレになります。
サンショウウオジェラート サンショウウオのトッピング付き 800円
ジェラートに刺さっているのはサンショウウオです。
頭から突き刺さってます。
サンショウウオジェラートはサンショウウオが入っています。
個人的には、トッピングのサンショウウオは食べやすく美味しいです。
どちらかと言えばスルメに近く、昆虫系より食べやすくそれなりに美味しい。
個人的な好みとしては、山ブドウジェラートにサンショウウオをトッピングした方が満足度は高かったかもしれません。
燧ヶ岳(ヒウチガタケ)標高 2,356m
ミニ尾瀬カフェから燧ヶ岳が見えます。
写真の遠くに見える山です。
燧ヶ岳は御池駐車場から登れます。
尾瀬沼の北側に聳える山で、尾瀬沼散策された方はご存知の山になります。
武田久吉 メモリアルホール
武田久吉(Wikipedia)
植物学者で登山家の武田久吉は「尾瀬の父」と称される人で、尾瀬の保護に功績があります。
広くはありませんが、興味深いメモリアルホールです。
情報が多すぎて消化しきれない感もありますが、このホールサイズでは致し方ないと思いました。
ミニ尾瀬公園散策
ミニ尾瀬公園は大きく4つのエリアに分かれています。
入り口の橋から、左側に、
・ロックガーデン
・湿原エリア
入り口の橋から、右側に、
・ニッコウキスゲエリア
・山野草エリア
今回は、ロックガーデン、湿原エリア、山野草エリアを周ってます。
ニッコウキスゲエリアはシーズンではなく、今回は気にも留めず、なんとなく通り過ぎた感じ。
ロックガーデン
赤い屋根が「尾瀬写真美術館」です。その隣、木立に隠れているのが「尾瀬書美術館」。
ロックガーデンを通って、「尾瀬写真美術館」へ向かいました。
ロックガーデンにある滝には立派な岩魚(イワナ)が沢山泳いでいます。
実は、イワナとヤマメと区別がつかず写真から調べました。
白い斑点模様はイワナ。
どちらもサケ科ですが、ヤマメはパーマークと呼ばれる斑紋が特徴的で、縦長の斑紋がでます。よりサケっぽい魚形です。
山の神滝(ヤマノカミノタキ)、山の神川
人工の滝
水音がするのはいいものです。
この滝の少し上流に山の神様を祀った社があります。
この川の名前は「山の神川」滝は「山の神滝」です。
「夏の思い出」の石碑 作詞:江間 章子/作曲:中田 喜直
あの有名な歌「夏の思い出」の石碑があり、スイッチを入れると音楽が流れます。
それも大音量で。
ミニ尾瀬公園中に響かんばかりの大音量になので、ちょっと怯(ひる)みます。
作品は1949年(昭和24年)にラジオ番組で、石井好子で流れました。
(知財的には著作権がありますので、歌詞の一部のみ。江間 章子さんは2005年に亡くなられました)
夏が来れば思い出す 遥かな尾瀬 〜水芭蕉の花が咲いている 〜
皆さんが知っている歌だとは思いますけど、どうでしょう。
湿原エリア
順不動です。
尾瀬写真美術館から山沿いを歩く。
少し起伏があって歩くのには程よく、谷川にはミニ尾瀬公園が広がります。
反対側の散策路に繋がる橋。
橋のおかげで水面からの風景も楽しめます。
尾瀬方面の景観。
奥の堤防は檜枝岐川のもの。
曲渕滝(マガリブチタキ)
設計され配置されているとはいえ周辺の景観とマッチして美しい。
景観が素晴らしい。
水は高いところから低いところへ流れる。
湿原を維持するために設計された高さで堰き止めて滝にしつらえたのでしょう。
全体設計は好感です。
コンクリート作りばかりが人類の叡智ではありません。
周りの景観とを考えて川や湿原、滝の配置には絶妙感があります。
梅鉢草(ウメバチソウ)
ところどころに草花の案内版がありました。
咲いているところに案内板をさしてくれているのか、近くを探すと花が見つかります。
金露梅(キンロバイ)
吾木香(ワレモコウ)
岩菖蒲(イワショウブ)
蝦夷竜胆(エゾリンドウ)
禊萩(ミソハギ)
節黒仙翁(フシグロセンノウ)
毛氈苔(モウセンゴケ)
水菊(ミズキク)
河骨(コウホネ)
沢桔梗(サワキキョウ)
山野草エリア
山林の中や里山周辺を模したエリア。
案内板より
山地の草原や湿地、森林の中に毎年ひっそりと可憐に咲く花達や低木のあるエリアです。
万里姫像(まで姫)
万里姫物語にちなんだ像
万里姫は万里小路家(までのこうじ)の姫らしい。
どこから万里小路家が出てきたのかは不明。
民話や伝承には驚きがあります。
小道が気持ちいい。
木道が気持ちいいのか、天気がいいのか。
椅子もテーブルもある。
尾瀬写真美術館
ミニ尾瀬公園 尾瀬写真美術館全景
尾瀬檜枝岐温泉観光協会-尾瀬写真美術館
ロックガーデンをまわってくると、写真、右側の道路から来ることになります。
なんか散らかってますが、立派な建物です。
平成14年開設
本日の目当て
写真展「懐かしき東北・美しき東北」の案内が出ています。
5会場で行われている写真展で、尾瀬写真美術館はその一つです。
この5会場巡りをしていて、ここで4会場目です。
各会場でスタンプをもらうスタンプラリーになっています。
広い建物を広く使っていて美術館らしくていいです。
作品にはモザイクを入れました。
入り口、入ってすぐのホールは写真家 野口 勝宏 「福島の花」
野口勝宏 写真家 公式サイト
⽩簱史朗(シロハタ シロウ)「尾瀬-山紫水明」
一般社団法人白簱史朗保存会
2Fのメイン展示では常設で⽩簱史朗の写真が展示されているようです。
建物の奥は吹き抜けになっていて、滝の大判写真展示
1Fにはあまり見るものがありません。
吹き抜けの2F
「三條ノ爆」三条の滝(Wikipedia)の写真
2022 写真展「懐かしき東北・美しき東北」
館内図では交流室2となっている会場が写真展「懐かしき東北・美しき東北」になっていました。
展示写真家は、田附 勝(たつき まさる)
田附 勝(Wikipedia)
尾瀬書美術館「思郷館」(シキョウカン)
尾瀬檜枝岐温泉観光協会-尾瀬書美術館「思郷館」
書家 丹治思郷の書の作品が展示されています。
雰囲気のある建物です。
丹治思郷プロフィール
もう少し大きめ希望(読めない)
建物のデザインも展示も素敵なのですが、デッドスペースが気になります。
(隠し階段で所蔵庫になっていればカッコいいんだけど)
壁紙にもヒビが入っていて、気候のせいか施工の問題か気になります。
作品集が尾瀬カフェで売ってました。
サイト、住所 場所、地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)
ミニ尾瀬公園(Facebook)
尾瀬檜枝岐温泉観光協会- ミニ尾瀬公園
所在地:〒967-0522 福島県南会津郡檜枝岐村左通124―6
ミニ尾瀬公園 への ナビ用リンク (上記Mapのルートと同じリンク)
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