田島 祇園会館 たこ焼きの話-会津人が知ると嬉しい話。

会津田島祇園会館イベント
会津田島祇園会館

自分は、生粋の会津人ではないのですが、会津の人が知っていて嬉しい話が聞けました。
それも「たこ焼き」。たこ焼きを作ったのは、会津坂下(ばんげ)出身の方だって知ってました?
何となく、鼻高々です。

日本三大祇園祭

京、感神院祇園社(現在の八坂神社)の祭礼『祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)』が祇園祭のルーツ。全国の祇園社、天王社で行なわれてきましたが、そのうち、京の祇園祭と、会津田島祇園祭(福島県南会津町)、尾張津島天王祭(愛知県津島市)、博多祇園山笠(福岡県福岡市)が日本三大祇園祭(候補は4ヶ所)と呼ばれています。

https://tabi-mag.jp/gion-big3/

引用先は、ニッポン旅マガジン「日本三大祇園祭とは!?」です。
日本人には馴染み深い平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘のこえ、諸行無常の響あり。」にある祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)で、祇園精舎の守護神が牛頭天王(ごずてんのう)。
祇園精舎は実在する場所で、釈迦が説法を行った場所でインドにあります。

日本では、明治政府が神仏習合を完全に否定し、神と仏を分離しようとしました(神仏分離、廃仏毀釈)。神仏習合の神である牛頭天王を祀ることができず、祇園感神院は、主祭神を変更し素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀る八坂神社となりました。
こちらが詳しかったです。
歴史逍遥『しばやんの日々』祇園感神院(八坂神社)の神仏分離と祇園祭への影響

福島県民の日

8月21日は福島県民の日でした。
公共施設の無料開放が行われ、この中に会津田島祇園会館が含まれていました。
危なかったのは、「公衆浴場 燧の湯」「公衆浴場 駒の湯」「アルザ尾瀬の郷」があって、実は「アルザ尾瀬の郷」へ行って温泉へ入ろうと思ってました。何が危ないかと言うと、これらの無料日は8月30日(火曜日)で8月21日に行っても無料ではありません。気づいてよかった。
はあん、です。

会津田島祇園会館

会津田島祇園会館 入り口
会津田島祇園会館 入り口

会津田島祇園会館 入り口です。
入館料無料の案内が出ています。
実際、中にある資料館が有料で、平素でも建物には無料で入れます。

会津田島祇園会館
会津田島祇園会館

正面に受付。
左には地形ジオラマがあります。

会津田島祇園会館
会津田島祇園会館

中から入り口を見たところ。

資料館

会津田島祇園会館 資料館
会津田島祇園会館 資料館

会津田島祇園会館 資料館入り口です。

会津田島祇園会館 資料館 入館無料の案内
会津田島祇園会館 資料館 入館無料の案内

フロントに声をかけて入れます。

会津田島祇園会館 資料館
会津田島祇園会館 資料館

普段の入館料は大人500円。
食事をすれば、150円。
写真撮影OK、嬉しい。

会津田島祇園会館 資料館  七行器
会津田島祇園会館 資料館 七行器

七行器行列。
七行器は「ななほかい」と呼ぶます。
この行列は「日本一の花嫁行列」とも言われ、花嫁姿の女性たちが参加します。

会津田島祇園会館 資料館 七行器
会津田島祇園会館 資料館 七行器

行器(ほかい)とは、党屋本から神社に奉納する供物を入れる漆黒の容器のことです。七つの「ほかい」は、どぶろくを入れたお神酒樽が3つ、赤飯行器が3つ、7尾の鯖(さば)を入れた魚台が1つです。

案内板から
会津田島祇園会館 資料館 お党屋
会津田島祇園会館 資料館 お党屋

祇園祭(ぎおんさい)の祭事担当の様子。

会津田島祇園会館 資料館 お党屋
会津田島祇園会館 資料館 お党屋

田島祇園さいは、鎌倉時代よりお党屋制度によって保存されており、現在12組のお党屋組が1年神主の党本の家を支えて祭事を担当しています。この制度は日本古来の祭りの原点といわれています。

案内板より
会津田島祇園会館 資料館 お党屋
会津田島祇園会館 資料館 お党屋

お党屋本はその党屋組を代表し、祭礼中はその家に神棚を別に設け、神事執行の任務に当たると共に奉仕者への賄いに至るまで、概ね党屋本宅において諸行事が行われ、代々世襲的に努めています。

案内板より
会津田島祇園会館 資料館 屋台
会津田島祇園会館 資料館 屋台

祇園祭の象徴、大屋台。

会津田島祇園会館 資料館 屋台
会津田島祇園会館 資料館 屋台

この屋台は、4屋台の特徴的な部分を取り入れ原寸大に復元したものです。屋台上では歌舞伎が上演されますが、平成6年田島祇園祭からは子供歌舞伎が約120年ぶりに復活されました。

案内板より
会津田島祇園会館 資料館 屋台
会津田島祇園会館 資料館 屋台

子供歌舞伎の復元になります。

会津田島祇園会館 資料館 ポスター
会津田島祇園会館 資料館 ポスター

過去のポスターのようで、さかなさん(つれあい)がとても気に入ってました。

昼食、バイキング会場、「つゆじ」があります

会津田島祇園会館 資料館 バイキング会場
会津田島祇園会館 資料館 バイキング会場

バイキング会場、ここは無料エリア。
この日は、イベントでプラモデル作りが行われていました。

会津田島祇園会館 資料館 バイキング会場
会津田島祇園会館 資料館 バイキング会場

たぶん、写真の奥にバイキング料理が並ぶのだと思います。
この日は、バイキングが始まる前に帰ってしまいました。

会津田島祇園会館 資料館 バイキング案内
会津田島祇園会館 資料館 バイキング案内

レストランコーナーの案内です。
注目は「つゆじ」。
会津には「こづゆ」「ざくざく」と言う汁物がありますが、南会津では「つゆじ」が郷土料理になります。
詳しくは、「こづゆ、ざくざく。福島の汁物、郷土料理」をご覧いただくとして、特徴は「つと豆腐」が入ることになるようですが、さてどうでしょう。この日は食べてきていません。次回は、こちらで昼食を食べてみたいと思いつつ、祇園会館を出ることになりました。

たこ焼き、ミンチカツ

知らなかったけど、たこ焼きの生みの親は会津坂下の出身

この日は、本場、大阪のたこ焼き販売が行われていました。あと、ミンチカツ、ミンチカツって何?
メンチじゃないの?何ですけど、ここは黙ってました。
ミンチはどうでもよくて「たこ焼きの話」

会津田島祇園会館 たこ焼き販売
会津田島祇園会館 たこ焼き販売

3個150円、買いやすい。
出汁の効いたたこ焼き、そのまま食べて美味しい。それもどうでもよくて。
驚きの事実。
たこ焼きを作ったのは、会津坂下出身の方です。
日本全国、津々浦々、知らない人のない国民食、あの「たこ焼き」。
たこ焼き(Wikipedia)
>たこ焼きの創始者は、大阪市西成区「会津屋」の初代・遠藤留吉とされている。
>遠藤の故郷会津の郷土料理である「こづゆ」の味付けを模したダシで、小麦粉を溶いて仕上げていたという

たこ焼き、美味しい。お代わりしました。
テンション上がります。

会津屋は今も元気に営業中です。サイト

会津田島祇園会館 たこ焼き販売
会津田島祇園会館 たこ焼き販売

あっつ、あっつ。
このままでも美味しいけど、ソース、マヨネーズ、青のりで見事な味編!。

会津田島祇園会館 ミンチカツ
会津田島祇園会館 ミンチカツ

もしかして、「ミンチカツ」が正しい?
メンチカツって訛っているだけ?

家では、メンチカツが思うように美味しく作れない不思議。

会津田島祇園会館 ミンチカツ
会津田島祇園会館 ミンチカツ

はい、こちらも美味しくいただきました。

場所、地図、サイト

名称:会津田島祇園会館 
所在地:〒967-0004 福島県南会津郡南会津町田島大坪30−1

公式サイト-会津田島祇園会館

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