電車は走っていません、線路もありません。
熱塩駅は、旧 国鉄(日本国有鉄道)、日中線の廃駅で、日中線記念館として残されています。
熱塩駅(Wikipedia)
熱塩駅は線路があったのが撤去されたわけですが、もともと線路のない駅もありました。東山温泉駅(会津若松)は名前と往時の面影を少し残したものです。
東山温泉駅には電車は走ってません、線路もありません
駅舎外観
この写真は、線路側から見た（ホーム）になります。
単式ホームの1面1線であったようです。
駅舎が欧風ですが、末期は荒廃し、日中線記念館として整備され直しました。
ご覧のように、駅舎は残ってますが、線路は撤去されて公園になっています。
ホームが一つの1線であったにしては、立派な駅舎です。
駅舎奥(東側？体内コンパス)にはラッセル車が展示されています。
ラッセル車展示の線路と、駅舎とが微妙にズレています。
敷き直したのか、ラッセル車の位置から駅へ引き込んだのかは不明。
駅舎、入り口。
モダンです。
モダンは、「現代的、当世風」などの意味を持ちますが、往時にしては「モダン」という意味です。
駅舎の一部は二階建て風ですが、階段はありません。現在、窓も埋められています。
梯子を使用して、物置のように使われていたようです。
展示 ラッセル車
ラッセル車+客車で展示されています。
ラッセル車は、雪をラッセル（雪かき）します。
張り出しているのは、雪かきの版です(たぶん)。
客車では、往時の音を流すことができて、雰囲気を楽しめます。
客車の入り口(駅舎側の階段のところ)にスイッチがあります。Onにしないと音は流れません。
車両は大きめです。さすが国鉄。
いかにも古めかしい感じです。昔の磐越西線もこんな感じで、郡山〜会津若松間は長く感じたものです。(って、実際に長いのですが)
駅舎、構内
日中線は、喜多方駅から熱塩駅まで。
熱塩駅は終点でした。
1984年（昭和59年）4月1日に全線廃止となりました。
熱塩駅(あつしお駅) 日中線記念館 改札口
往時の雰囲気を残す改札口です。
駅舎の中は展示スペースになっています。
マニアでもないので、さっと見てまわっただけ。
手前に見える機械。この機械は芦ノ牧温泉駅でも見せてもらいましたが、なんの機械かは忘れてしまいました。
窓口の裏側（職員側）になります。
記念切符が買えます。
手前の箱にお金を入れます。
日付はスタンプで、自分で入れます。
日付のスタンプを押す前の記念切符。
「喜多方ゆき」になってます。100円。
駅舎内の構内放送が楽しめました。
自分達はやってませんが、前の人が上手に構内放送されていました。
雰囲気たっぷり。
案内板です。
記念館の設置目的、日中線沿革、記念館の概要が案内されています。
場所、地図
名称：日中線記念館(旧国鉄熱塩駅舎)所在地：〒966-0101 福島県喜多方市熱塩加納町熱塩
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