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徳一(とくいち)
会津の郷土料理が充実しています。
メニュー豊富。
高遠そば(たかとお蕎麦) 1,100円
高遠そば(たかとお蕎麦)は、会津だけの蕎麦メニューです。
(現在は、長野にもあります)
保科正之(会津松平家初代)公が、信濃国 伊那郡(現在の長野県伊那市)の高遠藩から出羽山形藩、陸奥会津藩へと加増移封される際に、この高遠藩から連れてきたそば職人や穀屋などが食べる蕎麦の食べ方が現在に伝わり、それが高遠蕎麦というメニューになりました。
高遠そば(たかとおそば) 信州 伊那からの蕎麦伝来 会津
長野に伝わる蕎麦は焼き味噌を使うようですが、会津では辛み大根の汁がメインになっています。
写真、左下が辛み大根の汁です。
ここにお好みで、かえしを加えたり、薬味を加えたりして食べます。
もりそば 900円
徳一の蕎麦は二八そばです。
山都(やまと)産の丸抜きを石臼挽きした蕎麦粉を使用。と、月刊タウン情報誌、会津嶺No519に紹介されていました。
十割そばを売りにする店は多いのですが、十割そばならどこも美味しいというわけではなく、そこは店主の求めるもの(硬さとか、太さとか)によって、また技量によって(季節やら、天候やら)、口に合うとか合わないとかの話になってきます。
二八そばは、安定度が高く、食べ応えもあり、ボリューム感から満足度高めになります。
久々に訪れた徳一ですが、いつもながら混んでいます。
そば、うどん と選べるのも店としては珍しいです。
店内
店を伝えるような写真ではありません、ごめんなさい。
駐車場は、店の南北にあって、表の駐車場がいっぱいな時は裏に回ると空いていたりします。
自分達も裏に回って車をとめました。
入口は裏にもあります。
この写真奥が厨房になっていて、ここから料理が出されます。
シンプルな調味料類。
メニュー
会津の郷土料理がメニューにあります。
にしん天
一夜干しするめいか天
まんじゅう天(天ぷら饅頭 会津の郷土料理紹介)
ニシンの山椒漬け
馬刺し(会津の馬刺し。ニンニク辛味噌(辛子味噌)を醤油で溶いて)
といったところでしょうか。
にしんの天ぷらは小骨が多いので苦手な人も多いのですが、自分は好きです。
ニシンの山椒漬けには小骨はありません。
「おもてなし御膳」は会津の郷土料理満載、鯉の甘煮もつきます。
(5名様以上要予約メニュー)
ちなみに福島県の鯉の養殖量は全国二位(茨城県がトップ)。
会津若松市に隣接する郡山市が福島県の鯉の8割を養殖していて、会津でも冠婚や人が集まる席によく出されます。
セットメニューです。
値段的には少し高めですが、会津の料理が食べれて人気です。
鯉の天重は会津でも珍しいメニューです。
知る限りで言えば、会津 二丸屋武蔵亭 にあったくらいです。
種類が多いのは好きです。
郷土料理、おつまみメニュー
鯉の天ぷらも頼めるようです。
鯉の甘煮は、人の集まるような時によく出ますが、家で調理するようなことはありません。お盆、年末のスーパーにも甘煮になって売っています。
なので、鯉を切り身でみることがなく、天ぷらにするようなこともありません。
今回は頼んでませんが、他の店で食べました。
蕎八 かやの 蕎麦で会津若松ランチ
やはり、蕎麦屋でした。
郷土料理、おつまみメニュー
こちらには、会津こづゆがあります。
こづゆ、ざくざく。福島の汁物、郷土料理
こづゆは手間のかかる料理ですし、1人前、2人前とかで作れないので会津でもこづゆを出す店は少ないです。
徳一いちおし「鯉」になってます。
隣接する郡山市で鯉の養殖は盛んなのですが、隣接するといっても、郡山市は会津地方ではありません。間に奥羽山脈があり、昔は大変だったろうなと思います。
書き出します。昔は、会津でも養殖が盛んであったようです。
会津藩と鯉
鯉は、江戸時代中期五代藩主松平容領(まつだいら かたのぶ)公の時代、家老田中三郎兵衛玄宰(げんざい)の藩政改革により、飢饉対策の一環として会津で養殖されるようになりました。
山国会津において鯉は貴重な高タンパク源として魚料理の中でもっとも位の高い料理となりました。
また、何らかの理由で切腹を命じられた武士の最後の御膳にも必ず鯉料理がのったとのことです。
サイト、店舗 外観、駐車場
写真は南側の入り口。北側にも入り口があります。
南北にそれぞれ駐車スペースがあります。
場所 住所、地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)
名称:手打ちそば・うどん 徳一所在地:〒965-0818 福島県会津若松市東千石1丁目5
手打ちそば・うどん 徳一 への ナビ用リンク (上記Mapのルートと同じリンク)
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