2023年2月21日より長期休館
ふじや – 新年のご挨拶と大切なお知らせ
残念なお知らせです。
帰郷のお宿 ふじや
福島県 県民割プラス 利用
コロナが始まって久しぶりの宿泊です。飲食店もそうですが旅館、ホテル業も大変だったでしょう。
(2022)5月末に利用しました。申し込み時はまだ延長になる前でしたので、ギリギリの申し込みでしたが、後日、延長されて
予約期間は6月3日(金)まで
利用は、7月1日(金)チェックアウト分まで
です。
福島県独自の上乗せ割引制度「県民割プラス」は、約半額(上限1万円)が補助され、他に2,000円のお買い物券が付きます。
利用には身分証明書、ウイルスワクチン接種証明(2回目まで)が必要でした。
一応、3回目の接種のものも持っていきましたが、必要はありませんでした。
昼食は喜多方ラーメン
職場の方に教えてもらった店で喜多方ラーメンをお昼に食べました。
赤れんが です。赤れんが は喜多方市中心部からは離れていますが、会津若松方面から向かうと、ちょうどルート上になっていてとても具合が良かったのです。
長閑な場所で、途中、道はあっているのかと不安になるくらい。しかし、後から後から人が来る店でした。
ちなみにラリー「ラーメン湯治」は、スタンプではなくて、シールです。赤れんがは掲載店だったのでシールをもらいました。
チェックインまで示現寺 散策
チェックインには時間が早いのですが、すぐ近くに示現寺があります。
大きな金槌を「げんのう」と呼びますが、この言葉のもとになった、源翁心昭 和尚が示寂(亡くなった)された地です。
熱塩観音(あつしおかんのん) 会津三十三観音 第5番札所でもあります。
帰郷のお宿 ふじや ウエルカムドリンク
帰郷のお宿 ふじや 1Fホールの一角にウエルカムドリンクが用意されていました。
コーヒー豆は自分で挽きます。
挽きました。いい香りです。
帰郷のお宿 ふじや ホール。
写真の右奥がウエルカムドリンクのコーナーです。
帰郷のお宿 ふじや キッズコーナー。
各種の遊具が揃っています。小さな子供を連れていると、なかなか時間を持て余し気味ですが、これならたっぷりと楽しめるでしょう。
ウチの子供が小さい頃は、PSPにビデオを入れて、道中や宿で見せて時間を過ごさせていました。
PSPにビデオを入れる前は、車に乗って20分も過ぎると「まだつかないの」と騒いでました。
充実したキッズコーナーは子供にも楽しそう。
帰郷のお宿 ふじや 漫画コーナー。
ちょっと時間を余した時には十分な漫画があります。好みが合えば読み耽ってしまいそう。
帰郷のお宿 ふじや 部屋
県民割プラスの補助があったので、良い部屋をお願いしています。
他の部屋を見ていませんが、部屋毎に間取り、雰囲気が異なるかもしれません。
ドアから入ったところ。
正面奥がベッドルームです。
奥からドアを見たところ。
写真左側に冷凍冷蔵庫があります。
サイズ的に冷蔵庫と思ってしまいましたが、冷凍スペースもありました。
国道まで戻ってコンビニで買い物をしています。
館内の自動販売機にあったビールはさかなさん(つれあい)が飲まない銘柄だったので買いに行ったのです。
この時、アイスを買うか迷ったのですが、この時は冷凍スペースがあることを認識していなかったので買いませんでした。
ベッドルームです。
すごく寝心地が良かった。というか寝心地を楽し間もなく寝入ってしまいました。
ドアから入って左に洗面、奥にメインルーム。
サニタリーがすごく良かったです。
スキンケア、男女揃ってます。
風呂 熱塩温泉
帰郷のお宿 ふじや は熱塩温泉の源泉掛け流しの湯です。
「熱塩」の名の通りしょっぱい温泉です。
熱塩温泉はあったまるし、すごく効能のありそうな、温泉らしい温泉です。
硫黄臭がしないのも入り易いです。
開湯は約650年前。示現寺を開いた源翁和尚による発見と言われてます。熱塩温泉(Wikipedia)
お風呂は二つ「観音風呂」と「壁画風呂」があって、時間で男女交代になります。
観音風呂(かんのん風呂)
熱塩観音は木造千手観音立像ですが、会津三十三観音の中に 「宝珠観世音」様がいらっしゃらないという話を聞いて、宝珠観世音立像のお風呂になったということです。
宝珠観世音について補足します。
詳しくは観音菩薩(Wikipedia)を見ていただくとして、調べた限り、宝珠観世音という観音様は見当たりません。他の観音様の別名になるのかと思いますが、資料には行き当たりませんでした。
会津三十三観音は、真言系の六観音(聖観音、十一面観音、千手観音、馬頭観音、如意輪観音、准胝観音)で(たぶん)、宝珠を持つのは如意輪観音ですが、如意輪観音は法輪もお持ちです。
日本三虚空蔵菩薩ってどこだか調べてみました、まとめ
で虚空蔵菩薩についてまとめていますが、沢山の〇〇虚空蔵菩薩がいらっしゃって、菩薩は「誰か」ではなく、虚空蔵も「誰か」ではないように、観音菩薩も「誰か」ではありません。
会津には「会津母子観音像」(会津母子観音像)があるように、宝珠観音も「ある」と考えるのが良いように思います。
信じれば通じるものです。その心の拠り所になれば幸いなのです。
仏像は見ていると心が安らぎます。
足元にあるコップで源泉を飲みました。
しょっぱい。
壁画風呂(へきが風呂)
帰郷のお宿 ふじや 壁画風呂。
脱線話ですが、
熱塩温泉には共同浴場(200円)もありますし、足湯もありますので、気楽に試せます。
熱塩温泉の共同浴場は、浴室のみ仕切られていますが、目の高さから上は仕切られていません。更衣室は男女共同でした。
帰郷のお宿 ふじや 壁画風呂。
入浴時間、13:00 〜 翌朝 9:00
夜間に、のれん交換(男女入替)されます。案内が出ていました。
日帰り入浴
13:00 ~ 17:00(最終受付16:30)
混雑時は入浴制限あり。
入浴料:中学生以上 700円・小学生 350円・小学生未満 無料
シャンプー、リンス類は何種類か置かれていました。
シャボン玉の石鹸シャンプー、リンスもありました。
真ん中の子が肌が弱かったので、小さい時はシャボン玉の石鹸ばかりでした。
pax olieも石鹸を使用した肌に優しいブランド。
何種類か置かれているのでお好みで使えます。
夕食
前もって聞いた話で評判が良かったのが、ご飯。
そもそも、さかなさん(つれあい)が「ふじや」にしたのもマルシェがきっかけ。
新聞にも載っています。
無農薬野菜、アレルギー対応のビーガンスイーツ等、温泉だけではない魅力が沢山の「ふじや」です。
帰りには、グラノーラを買って帰りました。
帰郷のお宿 ふじや 夕食お品書き
食前酒は、かりん酒ではなく梅酒に変更でした。
前菜
– 胡麻豆腐
– 水菜のお浸し
– トマトの甘酢漬け
– 水晶海老
– バイ貝の磯煮
– 蟹真丈
造り
– 鰹とスズキ
揚物
– 旬の天ぷら(こごみ、うど、饅頭)
焼物
– ひらすの幽庵焼き
煮物
– ニシンと大根の炊き合わせ
蒸し物
– 養老蒸し
鍋
– 有機野菜のしゃぶしゃぶ(菜の花、せり、ルッコラ、春菊、しめじ)
お食事
– 筍ご飯
御新香
– ふじやさいのお漬物
お椀
– ふきのとうののお味噌汁
甘味
若女将手作りスイーツ(木苺プリン)
美味しいものを少しずつ沢山。贅沢な食事で嬉しい。
「水菜のお浸し」とか簡単に作れそうなのに、きちんと作られるとこんなに美味しいんだと感動。
食前酒の斜め左上が「トマトの甘酢漬け」ミニトマトがこんなに美味しい。
バイ貝も上品。
お造り、鰹とスズキ。
会津には海がありませんので、明らかな地のものでないものを出すことに賛否を聞くこともありますが、海沿いの人ばかりが訪れるものでもありませんし、刺身が出ると嬉しいです。
今年はよく食べたので(家で)感動は薄いのですが、山菜の天ぷらは美味しいです。
丸いのは饅頭の天ぷら。
天ぷら饅頭 会津の郷土料理紹介
普段から食べているのは、会津だけみたいです。
ニシンと大根の炊き合わせ。
いつも細竹と炊いているニシンですが、大根もあいます。
旨味が染みて美味しい。
筍ご飯は、炊き立てを食べます。
漬物も漬かり具合が良い塩梅。
別途注文の馬刺し。
醤油辛味噌で食べる、会津の馬刺しは赤身です。
会津の馬刺し。ニンニク辛味噌(辛子味噌)を醤油で溶いて
絶品、手作り木苺プリン。
プリンは蒸したり、焼いたり、いろいろありますが、オリジナルな舌触り、風味、味わいと、娘にも食べさせたい一品でした。
朝食
朝食も心躍る感じです。
ご飯
具沢山味噌汁
高田納豆
熱塩温泉卵
鰊の山椒漬け
塩鯖
小鉢
– ワラビのお浸し
– 舞茸と肉団子の豆乳煮
– フキの炒め煮
– 冷奴(行者ニンニクがけ)
– 鰹の煮物
– メロン
– オーガニックグラノーラ
(ココナッツ&アーモンドミルクをかけて)
– 有機野菜のお漬物
高田納豆の「高田」は、旧会津高田町(現在、会津美里町)。
熱塩温泉を見つけた玄翁和尚ですが、この玄翁和尚が打ち砕いた殺生石は、日本各地の「高田」という地名の3ヶ所に飛散したと言われ、その一つが会津高田です(諸説あるようです)。
殺生石稲荷神社 会津美里町(伊佐須美神社 末社)
その会津高田の納豆です。
「鰊の山椒漬け」は会津の郷土料理とされるものです。海から遠い会津では、乾物の鰊や鱈を使った伝統料理があります。
熱塩温泉卵、買って帰りました。
家でも電気圧力鍋のおかげで温泉卵が作れますが、この温泉卵は本物、完璧でした。
オーガニックグラノーラ美味しいです、買って帰りました。
スタッフの対応も気持ちよく、楽しい時間が過ごせました。
ヤギさん
夕刻、ヤギさんを見に行きました。
行った時は小屋の中に3頭とも入っていましたが、外で騒いで?いたら出てきてくれました。
3頭とも元気です。
柵に足を引っ掛けて、木の葉を食べてます。
そのうち、押し合いへし合いになって。
頭突きが始まってました。
やぎ、元気です。
砂防ダム
やぎ小屋の奥には砂防ダムがありましたが、なんか綺麗です。なんでこんな色なのでしょう?。
上まで行ってみる元気はない。
外観、住所、地図、サイト
名称:会津喜多方 熱塩温泉 帰郷のお宿 ふじや所在地:〒966-0101 福島県喜多方市熱塩加納町熱塩熱塩甲807
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