会津地方では63年ぶりの甲子園出場。
前回は1959(昭和34)年のセンバツに会津高校が出場でした。
子供の中学の時、ある先生が「部活動に真面目に取り組んでいる子は沢山います。でも県大会へ進める子は少ない、ましてや入賞できる子は更に少ない」と言われていたことが印象に残っています。
それほど、全国の壁は厚いです。
21世紀枠は都道県大会ベスト16以上の高校から選ばれます。
只見高校は秋の県大会でベスト8に進出し、21世紀枠の最終候補の9校になりました。
1月28日、出場校発表当日、大雪の日、午後3時過ぎに校長室の電話が鳴り、春のセンバツに選ばれたことが伝えられました。全国から選ばれた3校の1つになりました。
只見町
只見町は人口4,000人程の町です。
豪雪地帯で、高齢化も進んでいます。
只見線は、新潟・福島豪雨により橋がいくつも利用不可能になり、会津川口-只見間の27.6kmは不通のままで、代行バスが運行されています(紆余曲折を経て、福島県と沿線市町が施設と土地を保有しJR東日本が車両を運行する「上下分離方式」で、復旧が決定し工事が進んでいます)。
只見町(公式サイト)
以下は、只見町を紹介した投稿。
只見町には町中の「まち湯」、深沢温泉「むら湯」がありますし、鮎輪箱飯(わっぱめし)を提供する「まほろば」など美味しい店も沢山あります。
このブログは2020年からのものがメインなので紹介されていないものが多いのです。
三石神社 要害山の中腹 福島県 奥会津観光 只見
手打ちそば処 八十里庵 山奥にあっても人気が絶えない 只見町
ただみ・ブナと川のミュージアム 時間に余裕を持って見たい
只見高校、只見高校野球部
在校生、86名(82名という報道もありました)。
野球部員は、選手13名、マネージャー2名。
ウチの真ん中の子供は只見高校の卒業生です。
寮に入っていて、同室の子は野球部員でした。
近隣の子で野球を続けたい子は只見高校へ来ると聞いてました。
ちなみに、うちの子は野球部ではありません。
只見には「山村教育留学制度(リンク先は只見町の公式)」がありまして、申し込みの後に書類&面接を行い認定を受け&只見高校を受験して合格すると寮に入れます。
寮は食費のみ実費負担でその他の寮費(水道光熱費等も含む)は無料になります。
奥会津学習センターが寮の施設名です。
この後、向かいに女子寮ができて、この古いほうは男子寮になりました。
第94回選抜高校野球大会第4日目、第3試合です。
第2試合の星稜(石川)─天理(奈良)戦が延長11回の熱戦で試合開始は遅れ、午後6時26分開始。試合開始時刻が確認できる第50回大会以降、最も遅い試合開始時刻となりました。
試合は、11年ぶり4回目出場の大垣日大(岐阜)に1─6で敗れましたが、この1点は会津地方の学校として春夏通じて初の得点になりました。素晴らしい試合だったと思います。
甲子園出場後援会募金(令和4年3月30日まで)
21世紀枠で甲子園初出場を果たした。なぜ、只見高校
「何故、只見高校なのか」は、他県ばかりではなく県内にもある意見だと思います。只見高校より成績の良い高校の関係者ともなれば「そもそも何故、只見高校が推薦になるのか」から疑問はあるのかもしれません。それに答える記事があったので紹介します。
自分でも一つ言える事があって、「只見高校だったから、21世紀枠に選ばれた」という点では間違いはありません。
只見高校生
只見ふるさとの雪まつり ある年の只見高校作品
只見ふるさとの雪まつり。
イベントのある日にも雪は降る。
新潟との県境にある福島県只見町は特別豪雪地帯。
雪の残る、これは5月の写真。
只見町 成人式は夏。
みんな楽しげ。
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