アンティークジュエリーへの誘い ジュエリーオオスカ

イベント

スタッフの方々の親しみやすい接客のおかげか、ちょっぴり常連気分を味わいながら、ジュエリーオオスカで9月5日(日)、9月6日(月)と2日間のみ開催されている「アンティークジュエリーへの誘い」へ娘っことふたりで伺いました。

感染対策、密対策のため、予約をしての来店です。さて、どんなものがあるのだろうとワクワク。

お店に入ってすぐに美しい宝石に息をのみました。

いただいていたDMには、アンティークジュエリーとは、100年以上前に作られた宝飾品で、骨董的、美術的価値をもつものとあります。不思議なことに、時がたち技術は高まったと思いきや、昔はできたのに、今の技術をもっても再現できない技法が数多くあるそうです。職人の腕なのでしょうか。

それぞれの時代における最高の宝石、技法で作られたアンティークジュエリーを間近で(ルーペも貸してくださるのです!)なおかつ、手にとったり、身につけて試してもいいのです。(スタッフの方を通してです)

手前は鉄でつくられたマフを留めるためのチェーン。なかなか市場に出なく久しぶりに買い付けたとのこと。
マルカジットのブローチ。マルカジットとは黄鉄鉱石を六面体にカットしたもので、18世紀にダイヤモンドの代用品として使われはじめたそうです。渋い煌めきが素敵でした。
光の加減でうまく撮影できなかったのですが心ひかれたエナメルのジュエリー

エナメルと聞くと、小さい頃憧れていたエナメル靴を真っ先に思い浮かべました。つやつやと光る赤い靴が欲しくてしようがなかった時期があったのです。なので私の中ではエナメルという響きはちょっと特別感がありました。

アンティークジュエリーのエナメルとは? なんとなく宝石とつやつやの光がうまく結び付かず、説明を聞いても記憶できなかったので、ググってみました。

エナメルはその技法もバラエティに富んでいますが、基本的には粉末のガラス質のエナメルで、金属やガラスなどに焼き付けたり、そこに絵を描いたりしたジュエリーを指します。

https://antique-jewelry.jp/antique_episode/jewelry-ej00675.html

エナメル(七宝焼き)は、金、銀、銅などの金属製の下地の上に釉薬(ガラス質、鉱物質の微粉末を水とフノリでペースト状にしたもの)を乗せたものを摂氏800度前後の高温で焼成することによって、融けた釉薬によるガラス質の美しい彩色を施す技術です。

https://www.g-rena.com/antiquejewellery-enamel.html

確かに、とても繊細な美しさです。花をモチーフにしたものなど、花びらの流線がとてもきれいに彩られています。素敵すぎる。

美術館にいるような満足感を味わいながら3周以上、ふたりで見入っていました。

ちなみに、娘っこが気に入ったのはこちら。

ため息の出る美しさ
このブローチはこのために宝石箱も作られているそうです。すべてが美しい。

アンティークジュエリーについては、専門家の山本富士実さんが在廊され、細かく話を聞かせてくださいます。ジュエリーオースカの社長さま、専務さま、そしてスタッフの上村さん、小山さん、みなさまジュエリー熱量が高いので圧倒されてしまいますが(笑)、なかなか身近に考えるのはおこがましいように思える宝石を近しく思えてしまい、少々危険(?)です。

危険(?)を伴うものの(笑)、美しいものを愛でるのは日常のエネルギー補充。いい休日になりました。

公式サイト

福島県会津若松市の婚約指輪・結婚指輪・ジュエリー専門店 / ジュエリーオースカ
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