案内の看板は「大滝」「小滝」とあって、これは固有名というよりは一般名詞です。
「東山大滝」(湯川大滝)とか「東山小滝」といろいろな所で案内されているようですが、正式名称になっているのか不明で、悩みどころです。
滝は3つあって、一つは案内が見つけられず「名称不明滝」になってしまいました。
そういう事情を含んでお読みください。
水量豊富 瀑布と呼べる 東山大滝(湯川大滝)
景観に優れた滝は多いのですが、会津で瀑布と呼べるのはこの東山(温泉の奥)にあるこの「大滝」が一番です。
水量がすごいです。
まあ、見てください。
雪解けに行ったら、もっと凄いのかもしれません。
ルート:会津若松市 東山温泉へ向かいます
東山温泉街へ向かいます。
県道325号線を東山温泉へ。
東山温泉街入り口です。
直線(左)がバイパスで、右が温泉街の中を通る道路になります。
今回は東山温泉を抜けて更に奥に進みますので、直線(左)がバイパスを行きます。
バイパス終点で、左折します。
途中まで2車線ですが、大滝までの全行程のほとんどは1車線で、見通しの悪い道でした。
要は、飛ばせない、時間がかかります。
東山ダムです。
水は少ないようです。
ルート:東山 大巣子スキー場跡(おおすごう or おおすご)
看板があります、大巣子スキー場です。
看板右手の山の斜面がゲレンデでした。
会津若松市内からは一番近いリフトの完備されたスキー場で、広くはないけど、なかなか楽しめるコースでした。
一番下のゲストハウス前の坂がなかなかの急で(短いんですけど、坂が終わってからの平坦地が異様に短い)、回り道もなくそこを降りなければ帰れない、初心者泣かせのスキー場で面白かったのですが、雪不足で営業日数が限られてしまい、廃業されました。
当時、電話して「雪はありますか?」と聞いて行っていたのですが、所々に土が見えている状態だったりして、スキー板も痛むし危ないのでそのまま帰ったりしました。
夏場は来たことはありませんでしたが、こんなところにあったのね、という感じです。
会津若松市東山町 小滝
県道325号線は草がボウボウでした。途中、草刈りの作業者がいて、反対側から草を刈っているようでした。
この小滝の看板は、道沿いに滝を見つけて、車を止めてやっと見つけました。
名称、もっとなんとかしてもらいたいです。「小滝」って一般名称だと思います。
靴よ、お前はラコステ(子供のお下がり……イインダオレハ)履いてきてしまいました。
服も。コロナウイルスの2回目接種のあと、そのまま来てしまったので、
頑張って道路から降りて行きました。
名称不明 滝
次に大滝を目指しますが、水音はすれど見つかりません。
すごい水音で車を止めたあったのが、この滝です。特に案内はありませんが、見事な滝壺。
正しく(まさしく)、これが滝壺って感じです。
国土地理院の定めた定義では、滝は、「流水が急激に落下する場所で落差が5メートル以上で、常時水が流れているもの」となっています。
落差が5mになっていないのかもしれません。
この下流を見ると、
瀧
滝口(たきぐち)です(滝の水が落下する場所)。たぶん、これが大滝です。
もうちょっと行って覗き込みたい気持ちもありますが、足を取られたら最後、洒落になりませんのでここまでにします。
ドローン欲しい。ほんの1〜2m先を安全に覗き込めるっていいやん。
それにしても、下に降りて行く道はありません。案内を見過ごして通りすぎたのか。
道路に戻って、道は狭いので車はそのままに、歩いて道を戻りました。
看板ありました。左カーブの手前なので、運転中は左カーブの先を見ていて見落としたようです。
画像の手前が降りて行く道?のようです。
(繰り返しますが)靴よ、お前はラコステ。
ちゃんとした靴を履いて行きましょう(ラコステだって、ちゃんとした靴ではあります)。
ロープはありますが頼りないロープなので使いませんでした。
滝が見えます。
道路から降りてきた道を下から見たところ、もう少し歳をとったらもう来れないかな。
会津若松市東山 大滝全景
いいところです。水音しかいません。
周りの景観と相まって一つの世界になってます。
あの滝口にいたんだ。落ちたら痛かったな。
場所、地図
名称:大滝(会津若松市東山町)所在地:〒965-0815 福島県会津若松市東山町大字湯川
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