雄国沼湿原(おぐにぬま湿原)
(2021年6月)10数年ぶり、現地で聞いた話では15年ほど前にあったきりのコバンケイソウの群生だそうです。トイレを直しにきた職員の方が親切で色々とお話を聞かせてくださいました。
次にあるのは15年後かもしれません。
金沢峠
この日の天気予報は午後から崩れる。というもので、朝をゆっくりしたい自分達は「やめようか」なんて話もしていたのですが、行くだけ行って様子を見ることにしました。
ルートは幾つかあるようでしたが、最短距離になる金沢峠から展望台へ行き、そこから湿原へ向かうコースです。
金沢峠は狭いです。
車のすれ違えれない道路が続きます。
写真は広いところで撮りましたが、カーブも続きます。
40年ほど昔、峠を攻めるオートバイが問題になった時があって、全国でオートバイを侵入禁止にする峠がいくつもできました。金沢峠がどうだったかはわかりませんが、勾配はそれほどでもないので、小排気量のオートバイから大排気量まで人が来ていたかもしれません。
でも、この金沢峠、どこにも抜けません。
県道337号線から入って、少し離れた県道337号線へ出ます。
〒966-0023 福島県喜多方市
雄国沼、展望台
会津盆地からずっと登っていきます。「こんな山の上に沼があるんだ」と思うわけですが、猪苗代湖が会津盆地より高いところにあることを思うと、さもありなんです。
駐車場は思ったより広かったのですが、話に聞くと、平年は訪れる人が駐車場のキャパを超えるのでシャトルバスが運行されているようです。今年(2021)はコロナ禍で運行が中止されています。
金沢峠の案内看板の向こうに展望台があります。手前が駐車場です。
駐車場からは会津盆地が見えます。
地図で見ると塩川町あたりになるような気がします。
天気がいいと飯豊連峰が綺麗に見えるそうです。
ウチの子供達は3人で5回、飯豊山に登っています。自分達は登っていない憧れの、見るだけの山です。
展望台の左右に降りる道があります。
右側(南側)は湿原に直行する道で、木の階段が続きます。
左側(北側、雄国山側)は見えるところにトイレがあって、その先、雄国山へ向かうルートになりますが、途中で湿原へ降りる道もあります(湿原から戻ってくる時にこちらのルートを使いました)。
展望台から見る雄国沼全景。
(たぶん)左側の切れている山が雄国山だと思います。
雄国沼湿原へ降りる
「熊注意」です。熊鈴は家の飾りになっていて使えたためしがありません。
すれ違う人で気づいたことに、登山ポール(ストック)も有るのに持ってきていません。
ザック(リュック)にはモバイルバッテリーが入ってます。山を舐めてんのか、と怒られそうです。
さかなさん(つれあい)は山ガール風のいでたちでかっこいいです。
でも、自分もちゃんと登山靴を履いています(普段から、年の半分は登山靴なんですが)。
展望台から見ていた湿原まで降ります。降りるだけですが、結構、大変です。
途中、側道からの合流がありました。
雄国山から来るルートです。
雄国沼湿原
湿原の木道は一方通行です。
左側が進入口で、右側が出口になっていました。
コロナ禍で人出が少ないとはいえ、かなりの人が訪れていました。
出入り口の右横に小沼があって、おたまじゃくしがものすごくいました。
木道の出入り口の右横に小沼があって、見ると、わんさかとおたまじゃくしがいます。
かえるの鳴き声もしていたので探していると、さかなさん(つれあい)がカエルを発見しました。
コバンケイソウ花盛りです。
コバンケイソウだけではなく、色とりどりに花が咲いていて綺麗です。
雄国沼は初めてきましたが、また来たいと思いました。
木道の一部は沼の上で、歩いていて面白いです。
雄国沼には鯉がいました。
帰りは、途中、三叉になっていた雄国山方面周りで戻りました。
階段を登っていくのは早いですが、こちらの方が緩やかで右側に雄国沼の風景も見られてよかったです。
再度、三叉になっていて、展望台方向と雄国山方向へ分かれます。
展望台へ向かいます。雄国山はまた次の機会に。
途中、草の刈り払われた展望スポットがありました。
そこから見る景色は、展望台から見る景色とはまた違って新鮮です。
展望台の近くにトイレがあります。
「さっきまで壊れていて直したところ」という話で、使わせてもらいました。
トイレの使用料は100円です。トイレットペーパーはついてます。
雄国沼湿原のニッコウキスゲは、面積当たりの生息株数が、なんと尾瀬を上回り日本一。
例年見頃は6月下旬~7月初旬ということなので、今度はニッコウキスゲを見に来ようかと思いました。
所在地、地図
検索は「雄国沼展望台」もしくは「金沢峠」で行なえます。
雄国沼湿原に至る探勝路は他にもありますので調べてから行ってください。
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