水ようかんの松本家(まつもとや) 文政2年創業
この日、卯之家(うのや) で食事をしたところ、松本家本店の割引がもらえると言うことで、割引(棒羊羹の空包みに「割引」と書いてある)券をもらって、羊羹を買いに行きました。
文政2年創業の老舗です。文政はウイキペディアによると、文化の後、天保の前……全くわかりません。文政2年は1819年でした。
文政2年(1819年)は、8代藩主の松平容敬(まつだいら かたたか)公が、火災により焼失した蚕養国神社の社殿一切を再建した年です……会津の人の常識です。そんなわけはありませんが、大昔ってことです。
湯治場でもあり町場との中継点でもあった、東山温泉
東山温泉の開湯は8世紀後半(約1,300年前)、湯治場として人が訪れていたこともありますが、東山奥の集落との中継点でもあったようです。そんな湯治客や町場と行き来する人の為に田舎羊羹(現在の水ようかん)を作って供したのが始まりで、初代が「松本家」と屋号を定めたとあります。
お店に入って右側に「あい姫」「湯の花羊羹」。
羊羹にもいろいろあってびっくりです。
あい姫ようかんは、小さい羊羹で幾つかの味があるようです。平成元年 全国菓子博覧会会長賞受賞。
以下の5色、5味がありました。
煉(赤)
お茶(緑)
コーヒー(青)
ミルク(黄色)
黒糖(紫)
湯の花羊羹は、おなじみの棒羊羹です。
店舗正面のウインドウ。初代から続く水ようかんを外せないとして、私達は水ようかんとみに羊羹を買いました。
みに羊羹は、
栗(570円)
くるみ(570円)
小倉(420円)
挽茶(420円)
煉(420円)
があってくるみを買いましたが、ものすごく風味と味がして美味しかったです。
みに羊羹は箱も洒落てました。
珍しくはありませんが、こう言うのってなんかワクワクします。
変形ロボ風、頭いいよねって思ってしまいます。
閉じるところの斜めカットがアイデアです。
店舗入って左の壁には賞状が飾られてました。お店に歴史ありです。
駄菓子です。惹かれます。買っちゃう人はいるでしょう。
写真を撮っていたら、お店の人が出してくれました。
お客様から頂いたという「赤べこ石」。
座布団はお店で用意されたのでしょうか、おさまりがいい感じです。
お店の前にあった小法師コーン、起き上がれないでしょうね。「倒れない」が売りになればいいのですが。(会津には「起き上がり小法師」というのがあって、倒れても起き上がるのです)
店内にはミニ小法師コーンがありました。ストラップ付きと、ストラップ無しです。
ストラップ無しを買ってしまいました。なんか「負けた」って感じです。可愛いですから。
公式サイト、所在地、地図
お近くのスポット
羽黒山湯上神社の御朱印は松本家でも拝受することができます。
所在地:〒965-0814 福島県会津若松市東山町大字湯本居平123
場所:
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