遊覧船の事業は2019(令和元)年11月から運行停止、2020年6月15日廃業になりました。
自分達が遊覧船に乗った後に運行が停止され、運行会社は廃業されてしまいました。
桧原湖から見る、裏磐梯の圧倒的な風景がもう見れないのかと意気消沈してましたが、運行再開のニュースがありました。
2021年7月22日、運行が再開されました。
普段、表磐梯の穏やかな山並みを見ていると、大噴火の面影を見つけられないのですが、裏磐梯からは大噴火の様子がよくわかりますし、桧原湖からの景観はその膨大なエネルギーが想起されます。
運行再開、おめでとうございます。
また、いつか乗ってみよう、と思います。
裏磐梯の景観
裏磐梯の景観は、1888年、明治21年(130年ほど昔)の磐梯山の水蒸気爆発(噴火)により形成されました。猪苗代から見る表磐梯と全く異なる山の景観になります。
また、この噴火によって川が堰き止められ 、300以上ある湖や沼によって、裏磐梯は五色沼湖沼群をはじめとする自然豊かな景勝地となりました。
桧原湖(ひばらこ)は南北約18km、東西約1kmの細長い形で、最大水深31m、湖岸周37㎞と裏磐梯最大の湖です。
桧原湖(ひばらこ)遊覧 2017.6
この日は裏磐梯を歩きにきたのですが、どういうわけか桧原湖の遊覧船に乗ることになりました。
35分間の遊覧です。出発までの待ち時間、遊覧の途中のお供にお菓子でも買おうと土産物屋さんに入りましたが、土産物用のお菓子と、そそられないお酒のおつまみしか売ってなくておやつは断念しました。
結構、長めの立派な桟橋です。いつもなら団体客のお客さんが大勢いて敬遠するのですが、この日はお客さんが少なかったので遊覧する事にしました。
高さもありますし、大きな遊覧船です。
水蒸気爆発で吹き飛んだ山肌、表磐梯ばかりを見ていると同じ磐梯山とは思えません。
遊覧のメインはこの裏磐梯の絶景でしょうか、桟橋を離れて方向転換の後、ほどなく観ることができました。
磐梯山がアクセントになって、四方が楽しめます。
団体さんもなく、他に数組のお客さんだけでゆっくりと楽しむことができました。飽きるかと思った35分は、刻々と変わっていく景観を楽しんでいるとあっという間に過ぎてしまいました。
場所 住所、地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)
桧原湖観光船(桧原湖遊覧船) への ナビ用リンク(ナビ用の別画面が開きます)
名称:桧原湖観光船(桧原湖遊覧船)
所在地:〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村大字檜原湯平山1110
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