会津木綿(もめん)のマスク

会津木綿のマスク工芸
会津木綿のマスク

会津盆地に育った木綿
磐梯山に登って山頂から西を望むと、北側に飯豊山地、西に越後山脈、南は会津高原に囲まれた大きな盆地を見ることができます。これが会津盆地です。会津盆地の中には会津若松市、喜多方市、会津坂下町、会津美里町、湯川村があります。
盆地特有の気候で、夏は暑く、冬は寒い、そんな土地柄で育てられ広まったのが会津木綿です。
野良着などとして広く使われていた布地で、厚みがありふっくらとした質感と木綿とは思えない柔らかな肌触りで、夏は風通しがよく、冬にもそれほど冷たさを感じません。また、一般的な木綿に比べて縮みにくいため、 家庭での洗濯にも耐える丈夫さがあります。

良い物ではありますが、少し値段も張ります。贈答用に買うことはあってもなかなか自分達用には買えなかったのですが、今回やっと手に入れることになりました、それがこの会津木綿のマスクです。

少し話題がそれますが、
布マスクについては、WHOは「いかなる状況においても勧めない」としています。ヨーロッパの一部の国も同じスタンスです。また、比較調査で布マスクをつけた人がもっとも呼吸器疾患やインフルエンザ症状を示した人が多かったという論文もあるそうです。
今(新型コロナウイルス-COVID-19の感染が世界でも日本でも広がって問題な)、マスクは必要だと思います。感染しているかしていないかわからない人がマスクもせずに行動することで感染を広げているのであれば、感染を広げない為のマスクは有効だと思っています。また、口や鼻を覆うことは、ウイルス付きの飛沫や手についたウイルスからカバーするでしょう。
マスクを付けたからと過度に安心せずに注意しながら使うことで拡散や予防の効果が期待できると思います。
病院で、おばあちゃんが「普段、マスクなんかしないから」って、やたらマスクを直していましたが、手にウイルスがついていたらそれで感染してしまうので、注意が必要です。
マスクを付けたら触らない、外したら洗濯する(もう一度、付け直したりはしない)。
よく理解して、キチンと使えば、大丈夫(多分)でしょう。

閑話休題
会津木綿ですから、繰り返し洗濯に強いのでマスクにぴったり。
染めも綺麗でお洒落。
柄物は連れ合いが、緑のものは私が使います。

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