恵比寿屋旅館 (えびすや りょかん)
コロナ禍でずっと宿泊はしてませんでした。
金山町(かねやま まち)にある恵比寿屋旅館は、以前より、さかなさん(つれあい)が行きたい、泊まりたいと言っていた旅館です。
そもそも、金山の温泉はどの源泉もよく温まり、気に入った温泉ばかりです。
恵比寿屋旅館は、貸切風呂の「月と太陽」が有名で、宿泊者で無くても空いていれば入る事ができるのですが、どうせなら「宿泊がいい」と、この日まで待つことになりました。
恵比寿屋旅館は、「秘湯を守る会」の会員旅館で、会津には3つしかない旅館の一つ。
福島県では18の旅館が登録、会津の登録は、
玉梨八町温泉 恵比寿屋旅館
芦ノ牧温泉(あしのまき温泉) 仙峡閣
木賊温泉(とくさ温泉) 井筒屋
近隣に旅館は他に旅館はありませんが、共同浴場が2つ。
温泉保養施設が1つあり、温泉巡りが楽しめます。
玉梨温泉、八町温泉、大黒湯、全国的にも珍しい炭酸温泉
恵比寿屋旅館の本館内の風呂は、玉梨温泉からの引湯。
貸切風呂「月と太陽」は八町温泉からの引湯。
このあたりの源泉は炭酸が豊富に含まれる炭酸温泉です。
近隣の共同浴場は、
亀の湯(八町温泉共同浴場):玉梨温泉と八町温泉からの引湯(混浴)
玉梨温泉共同浴場:玉梨温泉からの引湯(男女別)
せせらぎ荘 金山町温泉保養施設:大黒湯と玉梨温泉からの引湯(男女別)
(せせらぎ荘のリンク先は、温泉情報がネットNGだったので食事のことだけ)
源泉が多い上、それぞれ引湯しあっています。
自分達にはお気に入りの温泉です。
恵比寿屋旅館 部屋
野尻川に面した明るい部屋です。
お部屋は何タイプかあって、これは広い方の部屋です、寛げました。
ベッドなので、いつでもゴロンとできます。
さかなさん(つれあい)は会州一で一献、コップだけど。
会州一は令和5年 全国新酒鑑評会 金賞した会津若松市内の酒蔵の酒です。
五臓六腑にしみんべ。
恵比寿屋旅館 貸切風呂 「月と太陽」昼風呂
この貸切風呂 「月と太陽」へ入りたかった。
チェックインして予約を入れて入りました。
浴槽が赤茶びて、見るからに金気臭のするお湯ですが、それほど気にはなりませんでした。
腕に炭酸がついてきます。
明るいうちから温泉に浸かる贅沢。
「月と太陽」と「星」です、遊び心も楽しい。
恵比寿屋旅館 夕食
食事は大広間「岩代」。
部屋ごとに夕食の準備が進んでいます。
お風呂に入ってお腹はぺこぺこ。
お勧めにあった、「焼酎の八町温泉割り」を頼みました。
山菜の天ぷらは苦い。名前は失念。
山の幸がふんだんです。
蕎麦の天ぷらあんかけ。
食べ易く、美味しい。
いつものように、最初に食べ始めて、最後まで食べてました。
これで、また風呂に入れます。
恵比寿屋旅館の本館内の風呂 河童の湯
本館内の風呂。
お湯はどれも気持ちがいい。
半露天風呂。
脱衣所はこんな感じ。
恵比寿屋旅館 貸切風呂 「月と太陽」夜風呂
落ち着きます。
昼風呂も良かったけど、夜は夜で雰囲気たっぷり。
お日様は沈んでいます。
恵比寿屋旅館 朝食
恵比寿屋旅館の朝食は2段膳で用意されていました。
楽しみ。
さかなさん(つれあい)がお粥好きなのでナイスです。
ウチでも、たまに夕飯で作ります。
(夕食なんだ、というツッコミは無しでお願い)
館内 いろいろ
日本温泉協会ってあるんだ。
日本温泉協会の恵比寿や旅館のページ。
恵比寿屋旅館内の案内「河童の湯」です。
野尻川はたびたび大洪水を起こし、それが河童の悪戯と語り継がれてきました。
その後、弘法大師が訪れた際、大石に梵語で呪文を書いて河童を追い払ったと伝えられています。
その河童伝説に由来して「河童の湯」と命名されました。
「水木しげる」さんが宿泊された際に書かれた「河童の水彩画」が館内に残されています。
大きな水彩画で、「水木しげる」さんの残された水彩画の中でもこれほど大きなものは珍しいという話です。
(リンク先はWikipediaです)
ロビー奥の休憩所。
文庫の揃えが素晴らしい(さかなさん談)のだとか。
恵比寿屋旅館の貸切風呂 「月と太陽」は離れになっていて、一度、館内から外へでます。
かなり狭い階段を降りて行きます。
貸切風呂 「月と太陽」の脱衣所は1人サイズ。
恵比寿屋旅館にエレベーターはありません。
玄関を入ったところが3F。
面白い作りです。
お風呂を堪能して、良いお宿でした。
周りの共同浴場は全て入り、近くのせせらぎ荘にも入っていたので、コンプリートできて満足です。
せせらぎ荘 金山町温泉保養施設 天然炭酸温泉 ランチ
共同浴場 亀の湯は混浴なので、湯浴み着の貸し出しがあると嬉しいところ。
(脱衣所は分かれている)
場所 住所、地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)
名称:玉梨温泉 恵比寿屋所在地:〒968-0014 福島県大沼郡金山町玉梨横井戸2786−1
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