河井継之助 (かわい つぎのすけ、つぐのすけ)、サイト
河井継之助は幕末の長岡藩家老です。
長岡藩は、現在の新潟県中越地方の北部から下越地方の西部を治めていた藩。
司馬遼太郎の「峠」の主人公。
「峠」を原作とする映画「峠 最後のサムライ」が2022年6月17日(金)に公開となっています。
wikipedia 越後長岡藩
wikipedia 河井継之助
アスミック・エース 峠 最後のサムライ
河井継之助 (長岡藩)は戊辰戦争で非戦・中立を貫こうとしますが、徳川家処罰反対の立場をとっていた事や、西軍の要請に応えてなかった事により、東軍に加わることになります。
西軍は、会津藩征伐のために新潟県を北上していました。
緒戦では有利に戦いを進めるも、圧倒的な物量を誇る西軍に押されます。
一度は奪われた長岡城を取り戻すも、その戦いの最中に河井継之助は銃弾を受けて負傷。
会津藩へ向かう途中、八十里峠を越えた只見で息を引きとりました。
福島県 只見町公式サイト 河井継之助記念館
会津ただみ新興公社 河井継之助記念館
長岡市 河井継之助記念館
長岡市の河井継之助記念館のホームページは現在リニューアル中の案内が出ています。(2023.5)
只見 河井継之助記念館
駐車場
駐車場は2箇所にあります。
国道沿いの第2駐車場が広いですが、河井継之助記念館まで少し歩きます。
道路を渡りますので注意してください。
山側の高台に建物が見えるので迷いません。
今回、墓には寄ってません。
建物 外観
記念館の前も駐車場になっています。
こちらに停められればあまり歩くこともありません。
途中の道は狭いです。
河井継之助記念館 館内
館内撮影OKです。(貼り紙あり)
個人 | 大人 | 350円 |
小中学生 | 200円 | |
団体 | 大人 | 300円 |
小中学生 | 150円 |
話はそれますが、ワードプレス バージョン6.2から Gutenberg(グーテンベルク)で表の結合ができるようになりました。
受付け前のホールです。
巡回路はこの奥に見える階段です。
ボタンを押すと再生されます。
館内にはビデオが2箇所にあって、その一つなのですが、このビデオは只見町での様子になっています。
長岡で負傷した河井継之助が、八十里峠を超えて只見に入ってからの話。
自分達は最初に見てしまいましたが、館内を一巡りしてから最後に見た方が時系列的には良いかもしれません。
巡回路に沿って階段を登っていくとパネル展示があります。
「河井継之助の生涯」
「長岡の風土と藩風」
などが紹介されています。
ちなみに、新潟県長岡市にある河井継之助記念館は「つぎのすけ」
長岡市民は「つぎのすけ」と呼んでいたから、という説明ですが、実際のところはわかりません。
こちらの河井継之助記念館では「つぐのすけ」と案内されています。
ガトリング砲
当時、日本に3門しかなかったもので、長岡藩には2門あったとか。
要は機関銃なので、近接戦闘には絶大だと思います。
でもこのサイズだと、攻撃に使うよりは守備で使う方が使い易そう。
車輪が付いているのだから、盾も装備したほうがいいように思うのだけど、重量が嵩むと取り回しが更に大変になるのか。
手回し式のガトリング砲
複数の銃身を回すための手回しで、発砲そのものは自動でやってくれる。
ガトリング砲の後ろがビデオの視聴場所。河井継之助と北越戦争 (ほくえつせんそう:長岡藩周辺で行われた戦争)のビデオです。
2Fですが、外に出る扉があって、
傾斜地で、奥にある山塩資料館へ行けます。後述します。
「司馬遼太郎が眺めた場所」とあります。あまりにピンポイントな案内で、突っ込みたい。
それにしても、景観を考慮しない電信柱。
景観を台無しにする電信柱はものすごくあって、損失補填させたいwa。
河井継之助終焉の地の石碑
実際は、只見川にダムが出来る際に終焉の地は水没しています。最期を看取った医者 矢沢宗益が自身の家を自費で移築保存し、現在に至っています。
河井継之助が只見で過ごしたのは僅かに12日間です。
時代の動乱の中で、中立を目指すも叶わず、図らずも西軍と戦う事になり、善戦しながらも負傷。会津へ向かう中での死去でした。
終焉の間が移築保存されている事は、河井継之助が、只見に深い感銘を与えた事を強く物語っています。
西軍が無理強いで恭順を求めた事に、多くの藩が従いました。
長岡藩 河井継之助 は、そのような無理強いで人を従わせるものではない、と、独立・中立を申し立てたにすぎません。
仕方なくも、力を持つものは横暴です。
移築保存された終焉の間
8月5日 河井継之助一行 只見に到着
8月16日 河井継之助 死去
9月22日 若松城 開城 – 会津藩 降伏
只見に会津藩の降伏が伝わったのは、9月26日。
9月25日には会津の最後の戦いとされる只見・叶津の戦いがある。
この後、家で、映画「峠 最後のサムライ」を観ました。
山塩資料館(製塩記念館)
「塩」のつく地名から察するように、山塩が取れていました。
河井記念館であったものが、河井継之助記念館の新築に伴い「製塩記念館」になったと中の案内にはあります。
滝ダムの建設に伴い、塩井戸は水没し、今は見ることができません。
当時の製塩小屋の構造などを描いた絵
山塩の製造を記述した資料はほとんどなく、貴重な資料らしい。
塩竃神社(しおがま じんじゃ)
祭礼の写真。
子供が沢山写っていて、幸せな良き日です。
場所 住所、地図、ナビ用リンク(行き方・アクセス)
名称:河井継之助記念館駐車場所在地:〒968-0411 福島県南会津郡只見町塩沢塩沢850−5
河井継之助記念館 第2駐車場 への ナビ用リンク (上記Mapのルートと同じリンク)
以下で記念館前の駐車場へ
河井継之助記念館 への ナビ用リンク
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