Kenji Kaneko リサイタル 『太陽は空の中心にかかる』
場所:会津稽古堂(多目的ホール)
日時:2023年5月28日(日) 13:30開場 14:00開演
入場料:2,000円
前売チケット:会津風雅堂
または、チケット予約フォーム
会場での当日券の扱いもあります。
問い合わせ先:080-6050-4017 (金子音楽教室)に電話
歌曲集「抒情小曲集」詩 武鹿 悦子・金子 みすゞ・岸田 衿子 他
歌曲集「太陽は空の中心にかかる」詩 立原道造
『太陽は空の中心にかかる』のチラシ・ポスター
Kenji Kaneko(金子堅治) 2023.5 リサイタル『太陽は空の中心にかかる』のチラシ・ポスター
立原道造記念会の著作権マークのついた、素晴らしく綺麗なポスターです。
チラシ・ポスターの中心にあるのは、立原 道造の『散歩詩集』より「食後」。
立原 道造の作品を太陽にして、案内を四方に配した構成。
この立原 道造の詩であり作品がまた宜しい。
ご覧になってわかるように、冒頭の「そこ」は大きな文字で、他の文字はほぼ等サイズながら色文字で調子と言葉への加重が入って、見る(読む)人の心を捉えます。
この小さな太陽(立原 道造の詩であり作品)が、このポスターのルール(世界)であり、秩序と安定をもたらし、見る人の心を捉える強い意志みたいな魅力になります。
世界はここにある。
立ち止まってポスターやチラシを見るとき、その時間はポスターやチラシと共有され、その刹那に生まれた心象は立原 道造に繋がります。この太陽の光は Kenji Kaneko(金子堅治)のリサイタルを照らしています。
暖かで恵みの光で。
「立原道造をうたう」というリサイタルのメインテーマが、なお意味深く、心に落ち着きます。
著作権マークがあるので切り取り不可とは言いましたが、このポスターに切り取るところはありません。太陽は大地があって孤独では無いのです。
リサイタルが楽しみです。
木下 牧子 (きのした まきこ)
KINOSHITA Makiko Official WebSite
wikipedia 木下 牧子
管弦楽、吹奏楽、室内楽、声楽など幅広いジャンルにわたって作品を発表する作曲家。
って、「みんな知ってるよ」って声が聞こえてきそう。
歌曲集『太陽は空の中心にかかる』2015
構成:全5曲
詩 立原道造
「食後」
「永い午後」
「もし鳥だったなら」
「ヴァカンス」
「太陽は空の中心にかかる」
歌曲集『抒情小曲集』1999
構成:全12曲
1.「うぐいす」(武鹿悦子)
2.「ほんとにきれい」(C.ロセッティ/吉田映子)
3.「ねこぜんまい」(武鹿悦子)
4.「夕顔」(金子みすゞ)
5.「すずしい日」(岸田衿子)
6. 「しじみ蝶」(新美南吉)
7.「かぜとかざぐるま」(岸田衿子)
8.「山の枇杷」(金子みすゞ)
9.「月の角笛」(新美南吉)
10.「秋」(壺井繁治)
11.「白いもの」(北原白秋)
12.「つらら」(まど・みちお)
立原 道造 / たちはら みちぞう
wikipedia 立原 道造
誕生: 1914年7月30日 (大正3年)
東京帝国大学工学部建築学科卒業
建築と詩作に足跡を残す
24歳8か月で結核で急逝
死没: 1939年3月29日 (昭和14年)
中原中也は1937年10月22日に30歳で亡くなっていて、詩人としては同世代。
金子 堅治 (かねこ けんじ)
会津農林高の校歌を作曲。
上記はスクリーンショットになっています。記事内容は以下に抜粋。(2022/12/21記事)
福島県教委は19日、県立高校改革前期実施計画に基づき統合し、来年4月に開校予定の伊達(梁川・保原)、白河実(白河実・塙工)、会津農林(耶麻農・会津農林)の3高校の校歌を発表した。各校とも4月10日の開校式でお披露目する予定。
会津農林高は和合さんが作詞、過去に耶麻農高で講師を務めていた金子堅治さんが作曲した。雄大な会津の景色や四季の美しさの中で、未来に種をまく人であり続けてほしいとの祈りを込めた。
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20221221103428
公式WEBサイト Kenji Kaneko Official Website
金子堅治さんからのメッセージ
今回の抒情小曲集はクラシカルで曲も柔らかいのだけれど、(それはそれで難しいのだが)太陽は〜は出版されているなかでは最新のもの。作曲者も難曲と言っているくらいなので、11月から毎月リハーサルを重ねてきて、ホールリハーサルは順調、かなりいい仕上がりだと思う。どうぞ楽しみにしていてください。
2023 会津演奏家連盟会員によるスプリング・コンサート
会津若松市文化センターホールにてスプリング・コンサートは、2023年3月5日、終了いたしました。
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