2020.02.23 昭和村の第37回 からむし織の里 雪まつりにバスツアーで行ってきました。
バスツアーと言いながら、只見線に乗って車窓を楽しんだり(撮り鉄さんが沢山いました)、道中、まさかの雪まつり中止連絡が入ったりしましたが、楽しい1日でした。
昭和村●第37回 からむし織の里 雪まつり
■運行日 2月23日(日)
■大人 1,600円 ■小人 800円(会津若松駅/会津坂下町/柳津町発着)
バスご利用特典:会場で使える500円券をもれなくプレゼント!! この時期しか見られない「からむし織雪ざらし」の実演や団子さし、雪のすべり台、スノーモービル体験など雪に親しむイベントが盛りだくさんです。今回は昭和村産のお米を使った新しい日本酒のお披露目も!▶からむし織の里雪まつり実行委員会 ☎0241-57-3700
往路途中に鉄道移動区間があります。只見線に乗り換え、車窓からの風景をお楽しみください。
2月23日(日):
会津若松駅 7:30→会津坂下町 8:10→柳津町 8:40→<会津宮下駅 9:13 ─ 会津川口駅 9:47>→会場 10:40〜13:45→柳津町 15:05→会津坂下町 16:35→会津若松駅 16:15
注)< >内はJR只見線 乗車区間です
(会津バスのホームページから引用)
会津若松駅からバス、会津宮下駅で只見線乗車
お値段は安いです、只見線の復興応援(*1)という側面もあるようで、途中、只見線に乗りました。
*1:JR只見線は、2011(平成23)年7月の豪雨被害により橋が流出するなどして、会津川口~只見間27.6kmが不通になっており、バスによる代行輸送が続けられています。
会津若松駅7:30定刻。時間はちょっと早かったのですが、このバスに乗って出発。会津バスです。暖冬です、雪がありません。
バスターミナルにて、美味しいと噂のおにぎりを買って朝ごはんにしました。
ターミナルで握られているそうで、数量限定品です。まだ、ほんのりと温かく、噂に違わぬ美味しさでした。
途中、坂下(ばんげ)と柳津(やないづ)で停車、乗車の方を少し待ちます。
JR只見線には、三島町の宮下駅から乗りました。駅を見るのは初めてです。綺麗な駅舎です。
この三島町、昨年は雪まつりに来ました。滞在時間が長く、暖を取れるところがなくて(テントしか見つからなかった)、寒くて大変でしたが、歳の神(さいのかみ。無病息災を願う伝統の火祭り。神棚にお飾りしたしめ飾りやお供え物をお焚き上げして歳神様を天にお送りし、今年一年の五穀豊穣、無病息災を願う)が見応えがありました。
只見川はずっとこんな翡翠色をしています。
会津は暖冬の影響で雪不足です、「からむし織雪ざらし」や「スノーモービル体験」は出来るのだろうかと懸念していたのですが、そんな心配をよそに雪が降ってきました。
天気が怪しいです。でも、それはそれで車窓は綺麗でした。
電車は楽しかったです、車窓も楽しめたし、撮り鉄さんが線路沿線に沢山いて電車を撮っていました。
乗っていた車両はキハ40で、今年(2020年)3月のダイヤ改正で定期運行を終了するというニュースがあったので、撮り納めという所でしょうか。
撮影ポイントを車で置いかけているという感じです。
赤かぼちゃは金山の特産です。金山は、この辺りの地域名です。
「おふくろ」はお店(民宿・食堂)の名前です。川口駅のすぐ近くにあります。
一度寄ったことがありましたが、その日はお休みでした。
川口駅はトイレ利用で何回か来ているのですが、夜に来ることが多く、売店が開いている時間に来ることがなかったので、珍しくてキョロキョロしてしまいました。
ちょっとした話なのですが、蒲生岳、登山口(只見川沿いのトイレの話)もご覧ください。
構内には、昭和村の雪まつりのチラシが貼ってありました。
JR只見線は、この川口駅から只見駅の間が不通で只見へ行くにもここからバスに乗り換えします。雪まつりのバスも到着していました。
川口駅前のベーカリー。会津若松にあるパン屋さん「あるむ」のご実家というお話です。
メイン会場、道の駅 からむし織の里しょうわ
雪まつりのイベントは吹雪で中止!
ここまで話を引っ張ってなんですが、実は、途中で重大事態が発生してました。
なんと、雪まつり中止の連絡が入りました!
自分達は、バスガイドさんに連絡が入って知った訳ですが、中止の連絡があったからといって戻るのもなんですから、バスはそのまま会場に向かいました。
着くと駐車場はまあまあ車がある感じですが、どうなんでしょう、イベントとしては少ないのかな。バスも2台入ってます。新潟ナンバーのバスは満員でした!(帰る時に見ました)
会場には「中止」の案内が、車で移動の方は会場に着くまでわからないという事態です。
なんか、可哀想なやられ具合です。元がわかりません。
着いて早々、早速「からむしラーメン」を食べに行きます。連れ合いの第一目的だった物で、現場のスタッフの方に連れて行ってもらいました。苧麻庵(ちょまあん)です。
これは、食べログに上げましたので、こちらをご覧ください。
織姫交流館という建物の中にいい物がありました。お雛様ですが、からむし織の十二単を纏ってます。これは「欲しい」という人が沢山いると思います。
織姫交流館では、糸より、糸紡ぎ、機織りの実演がされていました。実演しながら、いろいろ教えてもらえるので、このあとで行ったからむし工芸博物館をより楽しめました
模擬店は元気にやっています。
こんなテントが3つ連なっていて、からむし入りうどん、おはぎ、揚げ豆腐、けんちんそば、ラーメン、モツ煮、コーヒー類が販売されていました。
イベントが中止になっていることもあってか、人がみんなテントに集まっている感じで、次から次と買い求められていました。
揚げ豆腐、100円です。
大根おろしとニンニク醤油で食べるのですが、ニンニクが素晴らしく効いていて美味しい。最近、ニンニクって味も香りもイマイチな印象なのですが、これがニンニクだよね、と思いました。
じゅうねん餅とおはぎ、二つで200円
どちらも自分好みの絶妙な甘さ加減で、幾つでも食べれそうでした。
じゅうねんは、「エゴマ」の地域名称で、ここ奥会津や南会津の特産品です。
じゅうねんドレッシングとかはウチによくあります。
あと、おこわや大根葉の炊き込みご飯(糧(かで)ご飯って言ってました)も夕飯用に買いました。全体的にリーズナブルな値段と思いました。
コーヒー類はデロンギの全自動コーヒーメーカーが使われていました。この全自動コーヒーメーカー(型番は不明)は個人的に興味を持っていたので飲めて良かったです、カプチーノを頼みました、ちゃんとミルクが泡立っていてカプチーノになっています。
普段は有料らしい、からむし工芸博物館が無料開放されていました。
織り機、地機(じばた)
手足で動かす織機、手織機(ておりばた)の一種で、日本には5世紀頃伝来した古いタイプの織り機です。
昭和村は、「からむし織の里 雪まつり」とあるように、からむし織の産地です。
「からむし」とは、苧麻 (ちょま) と呼ばれるイラクサ科の多年生草本の植物で、食事をした苧麻庵 (ちょまあん)の苧麻はからむしの事になります。
昔の生活風景をジオラマで再現されてました。よくできていて趣があって面白いです。
近くの温泉
昭和村には昭和温泉、しらかば荘があります。
しらかば荘 昭和温泉 昭和村をご覧ください。
帰路、少し早めに会場を出て、いろいろ寄りました
さて、帰り。
金山の道の駅に寄りました。キャベツ買いました。
三島の道の駅に寄りました。
三島の道の駅には、歩いて行ける距離に只見川のビューポイントにあり、インバウンドで訪れる方が沢山いらっしゃるそうです。これを見ると台湾から来られる方が多いようです。(その後、新型コロナでそれどころではなくなってしまいました)
「ビューポイント遊歩道入り口」とある通り、ビューポイントは何箇所か設置されていて、かなり上まで登っていくことができます。あまり上まで行ってバス時間に戻れなくなると大変なので、今回はあまり登りませんでした。
ビューポイントへ行ったところ、電車が来るという話で、撮り鉄さんが沢山います。10分ほど待って写真を撮りました。
吹雪いていて、これが一番まともな写真です。
橋の上、電車(キハ40)が写っていますが、良くわかりませんね(^^; 行きは、撮り鉄さんを見て喜んでいた私ですが、最後は、自分もその中に居たというオチでしょうか。
雪まつりのイベントは中止になってしまいましたが、十分楽しんできました。
場所 住所、地図
名称:道の駅 からむし織の里しょうわ所在地:〒968-0215 福島県大沼郡昭和村大字佐倉字上ノ原1
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