2024年8月 訪問
2020年5月 東山温泉駅(ひがしやまおんせん駅)
会津の東山には電車は走っていません。
今も昔も、線路もありません。けれど、駅があります
今は改装されていますし、使われてはいませんが、駅を彷彿とさせる窓口が残されていました。
東山温泉駅。
多くの方には電車も走って無いのに、なんで駅?でしょうね。
JRが国鉄だった頃までは、バスや船にも国鉄との間に相互連絡で、直通の切符を発売する、連絡運輸という制度がありました。
東山温泉駅からも普通に、郡山や福島はもちろん、東京都内までの直通切符を買えたんですよね(残念ながら現役時代には訪問出来ませんでした)。
福島県内でも福島交通(飯坂温泉、土湯温泉、岳温泉など)、常磐交通(小名浜、上三坂、常磐ハワイアンセンターなど)、そして会津乗合自動車は(磐梯高原、東山温泉、会津山口など)に、連絡社線バス駅がありましたが。
今は駅舎が残り、バス停名に駅を残すのは東山温泉駅のみ。駅舎に駅名の文字が残る(停留所名に駅は無い)のは福島交通の岳温泉だけになりました。
古きよき温泉街に良く似合う東山温泉駅。これからも観光資源としても駅の名を外さず、看板を外さずに残して下さいね。
https://www.facebook.com/231354980209125/posts/2122800704397867/
歴史ありですね。面影を残した改装がとてもいいです。
東山温泉、歴史やら
東山温泉は今から約千三百年前、名僧・行基によって発見されたと言われ、奥羽三楽郷に数えられる歴史ある温泉郷です(山形県の上山温泉、湯野浜温泉、会津の東山温泉の3つ)。
鶴ヶ城から南東に約3km、会津の奥座敷と呼ばれる地でもあり、湯量は毎分1,500リットル。
旅館「新滝」は、会津藩松平家の別荘から発祥。
旅館「向瀧」は、会津藩指定保養所の歴史を持ち、新撰組副長・土方歳三が戦傷を癒した源泉があります。
東山温泉駅 今はバス停です
現在はバス停として使用されています。
東山温泉観光協会
建屋の半分は東山温泉観光協会となっています。
写真奥の入り口が東山温泉観光協会の入り口。
東山温泉駅 建屋 全景
写真手前が、東山温泉観光協会。「東山温泉駅」の看板の下が待合室になっています。
公共トイレ
上の写真の反対側。
奥には綺麗なトイレがあります。近くに足湯もありますが、足湯にはトイレがありませんので、こちらを利用すると良いのでしょう。
建屋のすぐ後ろは湯川が流れていまして、なかなかの景色が楽しめます。
場所 住所、地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)
名称:東山温泉駅
所在地:〒965-0814 福島県会津若松市東山町大字湯本滝ノ湯
コメント